住宅や橋梁の現場で使われる【バックアップ材とは?】【バッカ―材とは?】
建物の状態を安全に保つために
必要不可欠なシーリング工事。
タイル・サイディングなどの
外壁材とのスキマにある"目地"に対して
シーリング材を充填する工事内容ですが
実は、工事の仕上がりを左右する
重要な工程にスポンジ素材が使われているのを
みなさんはご存じですか?
今回の記事では、、、
・バックアップ材とは何か。
・どのような素材なのか。
・どのような役割を果たすのか。
について詳しく解説していきますので、
ご参考にしてみてください。
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住宅や橋梁の現場で使われるバックアップ材とは?
バックアップ材とは、建築工事の際に
外壁面の目地として使用する
ポリエチレン発泡体のことで、
シーリング材を目地として設置する際に役立つパーツです。
バックアップ材の目的としては、
・目地に入れるシーリング材の三面接着を回避
・シーリング材の充填深さの調整
・目地底の形成、などのために使用する資材です。
多種多様な素材がありますが、
『発泡ポリエチレンフォーム』は
その中でも一般的に使われる素材の1つとなっています。
発泡ポリエチレンフォームとは?
発泡ポリエチレンフォームとは、
ポリエチレン樹脂を
原料として作られた発泡体で
軽量で耐久性があり、
さまざまな用途に使用されます。
さらにポリエチレンフォームについて
知りたい方は、コチラの記事をチェック▼
発泡ポリエチレンフォームを使用する理由
バックアップ材の素材として使われるには
さまざまな条件をクリアしていないと
採用することはできません。
そこで、発泡ポリエチレンフォームが
バックアップ材として優れている点を
ご紹介していきます。
①シーリング材と接着しない
シーリング材の本来の役目は、
柔軟な伸び縮みでスキマを埋めることです。
ですが、接着しやすい素材をいれてしまうと
伸び縮みできずに効果が半減してしまいます。
ポリエチレンは接着しにくく、
シーリング材と相性がいい素材なのです。
②軽量で持ち運びしやすい
バックアップ材を使用する場所としては
足場をつたって高所での作業だったり、
側面や裏面などの細かな箇所が多いです。
そこで、軽くて取り扱いやすく
持ち運びしやすいものが好まれます。
ポリエチレンの内部には、
多くの気泡が含まれているので、
軽量で加工しやすい素材となっています。
③クッション性・復元力がある
目地のスキマに素材をつめて使用するのが
バックアップ材の使用方法。
クッション性があることで
目地に詰めやすくなり、
詰めた後は、元に戻る復元能力で
スキマに固定され抜け落ちない
そんな素材が重宝されます。
ポリエチレンフォームは
ほどよいクッション性と、
すばやい復元力を持つので
現場で使われています。
④耐水性がある
バックアップ材の使用場所は
屋外のことも多く、
雨や雪ですぐに朽ち果ててしまう
ような素材では問題外です。
耐水性があり、雨や雪でもものともせず
表面のシーリング材を支える素材が必要です。
ポリエチレンは、独立気泡の構造をしており
水を通しにくい特徴をもつ素材ですので
バックアップ材としてよく使われています。
4つの条件をすべてクリアしているのが
『発泡ポリエチレンフォーム』です。
弊社で取り扱っている
ポリエチレンフォームは
下記の商品になります。
ご検討されている方は
下のお問い合わせバナーからご相談ください。
まとめ
バックアップ材とは、
建物の壁や床などの隙間に
使用する材料で、
発泡ポリエチレンフォームが
一般的に使用されています。
ポリエチレン樹脂を原料として
作られた軽量で耐久性があり、
防水性も高いため、
バックアップ材として重宝されています。
バックアップ材の工程は
目地のシーリング施工を綺麗に仕上げるために
活躍するサポートアイテムですので、
バックアップ材とは何かを理解して
適切な素材を使うのが大切になってきます。