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発泡ポリエチレンフォームとは?whats_polyethylenefoam

発泡ポリエチレンフォームとは、身近な物ではプールで使用するビート板にも使われている素材です。工業向けでは通い箱の素材としても用いられていますので、製造業の方は馴染みのある素材ではないでしょうか。普段何気なく使っている物の中にも発泡ポリエチレンフォームが使われているかもしれません。そんな、発泡ポリエチレンフォームを詳しく解説いたします。

1発泡ポリエチレンフォームとは?

発泡ポリエチレンフォームは、ポリエチレン樹脂を材料として発泡させたシートです。
と、この説明だけですと、どんな物か分かりませんよね…
身近な物で例えるなら、プールで使用するビート板やヨガマット
キッズコーナーの床に敷いているジョイントマット
製造業では、製品を運ぶ際に用いる緩衝材の一部や通い箱などに使われていることが多いです。
スポンジよりも、聞き慣れない発泡ポリエチレンフォームを詳しくご説明いたします!

2ポリエチレンフォームの種類(気泡形態)

ポリエチレンフォームの種類は気泡形態で分けると2つになります。ポリエチレンフォームには気泡が独立した独立気泡と気泡が連続した連続気泡があります。

独立気泡 構造

独立気泡

ポリエチレン樹脂を基材とした独立気泡体です。気泡は極めて細かく、柔軟性に富んだソフトな感触です。各種プラスチックフォームの中で優れた緩衝性・断熱性・浮揚性・耐薬品性があります。また食品衛生法適用グレードも取り扱っています。

連続気泡 構造

連続気泡

ポリエチレン樹脂を化学架橋により複雑な網状の高分子構造に改質。吸音性・シール性・緩衝性などの特徴に加え、耐薬品性などの化学特性に優れています。 また連続気泡でありながら気泡膜を有するため保水性があります。

3ポリエチレンフォームの特徴(発泡倍率など)とは

ポリエチレンフォーム(PEフォーム)とは、低密度ポリエチレンを主体とする発泡体です。ポリエチレンフォームは、独立気泡体であれば、水を吸収しづらく、音も遮断でき、発泡倍率が5倍~30倍の製品を展開しております。

ポリエチレンフォームは、低倍率になるほど「硬く」、高倍率になるほど「柔らかく」なります。弊社取扱のポリエチレンフォームで比較すると、以下のような関係となります。

ポリエチレンフォームの特徴(発泡倍率など)

4ポリエチとEVAの違い

ヨガマットに使われることが多い、EVAフォームという素材名を耳にしたことある方いませんか?
素材の感触はポリエチレンフォームと似ているもので、お客さまから何が違うのですか?という声を良く頂きます。EVAフォームはポリエチレンフォームという部類の一つの種類であり、ポリエチレンフォームとEVAフォームの違いを言えば、ポリエチレンフォームよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。
※EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetateでエチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称です。

ポリエチとEVAの違い

5ポリエチはどんな加工ができるの?

ポリエチレンフォームは加工性に優れています。弊社ではお客さまのご希望の商品にするために様々な加工を行っています。

ポリエチはどんな加工ができるの

6材料メーカーによる呼び方の違い

6材料メーカーによる呼び方の違い

発泡ポリエチレンフォームは各メーカー独自の商品名がございます。
各メーカーすべての品番の取り扱いがございますので、お問い合わせの際はご希望のメーカーと品番を教えてください。

7これからの時代を考えた発泡ポリエチレンフォームについて

弊社はSDGs宣言企業として、これからの時代に適した、環境に配慮した製品をご提案しています。

環境に配慮した素材をお求めの方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

まとめ

ポリエチレンフォームは建築用目地材、通箱緩衝材、カセットケース緩衝材、文具・工具等のケース内装材、ブックケース緩衝材、ビート板、土木用目地材、玩具など様々な分野で使用されています。カッターやハサミで手軽にカットできますので、DIYや手芸用としても使用されています。
ポリエチレンフォームをご検討のお客さまはお気軽にお問い合わせください。

ポリエチレンフォームについて詳しくはこちら

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